2021年10月に日本労働組合が全国の20~49歳の看護師536名を対象に実施した調査によると、60%以上の人が退職を検討していると回答しました。退職したい理由は様々ですが、多くの看護師が退職を望んでいることがわかります。
しかし看護師は「命を預かる責任の重い仕事」を任せられているので、簡単に退職できないのが現状です。
1日でも早く退職したい看護師の方は、退職代行を利用するのがベストです。今回は看護師が退職代行を利用すれば、即日退職できる根拠やメリットを詳しく解説していきます。
- 退職代行を使えば看護師も即日退職できる
- 退職代行なら病院の独自ルールなんて関係ない!
- 精神的に限界がきている看護師は退職代行を使ってでも、すぐに退職したほうがいい
- 看護師におすすめの退職代行3社はこちら
- 退職代行で退職したことで病院から訴えられることはありません
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退職代行を使えば看護師も即日退職できます
A・Kさん
オルサポスタッフ
看護師は人の命を預かるため責任が重く、夜勤など勤務時間が不規則な仕事です。一般的な企業務めからすると、特殊な職種といえます。しかし看護師の労働条件は一般企業に勤めている人と同じく、民法や労働基準法などで定められています。
当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。(民法第628条抜粋)
明示された労働条件が事実と相違する場合においては、労働者は、即時に労働契約を解除することができる。(労働基準法第15条抜粋)
「やむを得ない事由がある場合」や「契約時の労働条件と実態が異なる場合」は即日退職が可能です。
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退職代行を利用して看護師が退職する3つのメリット
退職代行を看護師が利用するメリットは大きく3つあります。
退職代行を利用して看護師が退職する3つのメリット
- 上司に会わずに退職できる
- 病院の独自ルールに関係なく退職できる
- 有給を消化できる
- 「今日にでも辞めたい」という看護師にも対応可能
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メリット①上司に会わずに退職できる
第一のメリットは上司に会わずに退職できることです。
本来退職は、直接上司に面談で伝えるのがベストです。しかし看護師の場合、直接伝えると強い引き止めに遭う可能性が高いでしょう。なぜなら看護師は現在深刻な人材不足の状況で、どの病院でも人材の確保に必死になっているからです。
「次の人が来るまで待ってほしい」
「あと半年いてほしい」
現場が忙しいことを知っているだけに、引き止められてしまうと辞めにくくなってしまいますよね。
退職代行を利用すれば職場に行かず上司に会うこともなく退職できるので、退職の意思を伝える精神的負担が大きく軽減されます。
メリット②病院の独自ルールに関係なく退職できる
病院は命を預かる責任重大な職場のため、退職に独自のルールが定められている場合があります。
- 退職を希望する場合は半年以上前に申し出ること
- 退職時期に関しては看護師長と面談のうえで決定すること
- 退職時期は年度末のみ
しかし民法第627条には「退職の申し出をしてから2週間後に退職できる」と明示されており、病院の独自ルールよりも法律が優先されます。つまり退職するのに、病院の独自ルールは関係ありません。
退職代行は法律に則って病院と退職の交渉をするので、スムーズに退職することができます。
メリット③有給を消化できる
有給は「労働者の権利」なので、誰でも取得することができます。
A・Kさん
Y・Tさん
退職の意思を伝えるのでさえ不安な状況で、「有給を全部消化したいです」なんて言いにくいですよね。
退職代行を利用すれば、有給取得の交渉をしてくれます。「うちの病院に有給制度はない」「退職する人に有給はあげられない」といった身勝手なことをいう病院でも、ちゃんと有給取得できるので安心してください。
メリット④「今日にでも辞めたい」という看護師にも対応可能
なるべく早く、一刻も早く辞めたい!という方にも対応してくれます。
退職代行業者は辞めたい人と病院側との間に入り、本人の辞めたい意思を代わりに伝え、退職させてくれます。
オルサポスタッフ
有給などの取得交渉も任せられて、即日退社が叶った!という声も、希少ではなく、多く見られる事例です。
借りている制服や備品なども、返却手続きを業者が進めてくれるなど、退職後に元職場に一切かかわらずに済むよう代行をお願いすることも可能。
また提出書類などがある場合は、案内だけでなく書き方までレクチャーしてもらえますので、その後安心して過ごすことができます。
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退職代行を利用して看護師が退職する2つのデメリット
退職代行の利用には、残念ながらデメリットがあります。
退職代行を利用して看護師が退職する2つのデメリット
- 退職にお金がかかる
- 近くの病院で再就職が難しくなる
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デメリット①退職にお金がかかる
通常の退職の場合、退職にかかる費用はゼロです。しかし退職代行を利用すると、相場でだいたい3~5万円の料金がかかります。
料金システムも様々で、「基本料金に別途オプション料金が就く業者」や「雇用形態によって料金が異なる業者」、「追加料金一切なしの業者」などがあります。
また退職代行は基本的に前払い制で、退職が成功するかわからない段階で料金を払わなくてはいけません。退職できる前からお金を渡すのが嫌な方は、「全額返金保証」のある退職代行を選んでください。
万が一退職が失敗したときは費用が全額返ってくるので、安心して任せられます。
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デメリット②近くの病院で再就職が難しくなる
基本的に退職代行を利用したことが転職希望先にバレることはありません。しかし医療業界は大変狭い業界です。近い病院同士の繋がりが強く、違う病院の看護師長や事務長が知り合いのことも多くあります。
そういった近い範囲の人達の間で「退職代行を使った」の噂が広まってしまうと、再就職に影響を及ぼす可能性があります。もしまた病院勤務を希望している場合は、離れた地域の病院を探すことをおすすめします。
デメリット③退職代行業者の選択に失敗することがある
最初の退職代行業者の選択に失敗し、後々まで影響が残ってしまうこともあります。
退職代行というサービスは市民権を得つつありますが、すべての人から受け入れられているわけではありません。
年齢が上の方、一般的に上役についていることが多い年代の方からは、未だ否定的なイメージを持たれていることも多いです。
結果、退職時の交渉に失敗してもめることになったり、そもそも交渉の権限がない業者に依頼してしまい退職すらできなかったり、というケースも報告されています。
値段や手軽さだけでなく、アフターケアまで充実している業者を最初に選択する必要があるでしょう。
退職代行を看護師が利用する際の注意点
看護師が退職代行を利用する際、以下のような注意点があります。
- 法に則った請求・交渉ができる業者を選ぶ
- 退職までのサポートが全面に受けられるかどうか確認
- 料金体系がはじめに、そして明瞭に提示されるかどうかチェック
以下、詳しく見ていきましょう。
①法に則った請求・交渉ができる業者を選ぶ
法律を順守した上で、給料の未払いや有給の残りの取得についてもきちんと交渉してくれる業者を選ぶといいでしょう。
一般業者の多くは、病院側(会社側)に対して法的請求や交渉の権利を持っていません。
退職を依頼した場合、ほとんどの場合はそのままスムーズに退職できますが、万が一病院側に退職を渋られた場合、一般業者はそのまま何もできません。
一般業者が行うのはあくまで「お願い」だからです。
また、同様に有給の消化や賃金の未払いの交渉、ハラスメントに対する訴えを起こす権利も一般業者にはありません。
退職に関するストレスを少しでも軽減するために、「交渉ができる」労働組合や弁護士と連携している退職代行業者の利用をおすすめします。
②退職までのサポートが全面に受けられるかどうか確認
依頼をする前の相談段階から退職後の生活サポートまで、全面に受けられるかをしっかり確認しましょう。
業者によっては、相談回数や方法(電話のみなど)に限りがあったり、中には退職が完了していないのに契約が終了してしまうこともあります。
- お金は追加料金まで払い込んだのに、結局退職できなかった……
- 転職できたけど、以前より職場環境は悪化してしまった……
なんてことにならないよう、退職完了後の生活まで相談できる業者を選びましょう。
③料金体系がはじめに、そして明瞭に提示されるかどうか
最初に提示された料金の内訳がはっきりしているか、のちのち追加料金を請求されたりしないか、しっかり確認することが重要です。
格安を売りにしている業者の中には、最初の料金だけでなく、オプション料や期間の延長料をあとから請求してくるケースもあります。
終わってみれば最初に言われた金額の何倍もの額を支払っていた、などのケースは跡を絶ちません。
優良業者は最初の金額にすべてのサービス代金を含んでいることがほとんどです。
トラブルを極力避けるため、最初にしっかり料金一律制であることを確認するのをおすすめします。
看護師をバックレて辞めるのはダメ!
B・Iさん
U・Aさん
看護師は責任重大な仕事なので、「しんどい」「辛い」と感じることが多いでしょう。だからといってバックレは許されません。
- 病院や上司から鬼電
- 連絡を無視すると、上司が自宅に押しかけてくる
- 「連絡ください」と手紙が届く
- 連絡を無視すると懲戒解雇になるリスクがある
- バックレたことで病院に大きな被害が出ると、損害賠償請求される恐れも
懲戒解雇されると転職が困難になりますし、失業手当の受給も不利になる可能性があります。また損害賠償になると弁護士費用や賠償金など、多額のお金がかかるでしょう。大きなリスクを冒してバックレるくらいなら、数万円で退職代行を利用したほうが賢明です。
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退職代行を使ってでも辞めたほうがいい看護師の特徴
A・Kさん
Y・Tさん
退職代行は依頼すれば、ほとんどの人が退職に成功しています。その中でも退職代行を利用して辞めたほうがいい看護師の特徴を、以下にまとめました。
- 自分で退職を申し出たが、引き止められた
- 退職の意思を拒否されてしまった
- 上司が高圧的で退職を言うのが怖い
- 忙しくて退職を言い出すタイミングがない
- 精神的に限界がきてしまった
退職代行は「依頼人に代わって退職の意思を伝えるサービス」です。どんなに上司が高圧的でも、職場が忙しくても、関係なく業務として退職をしっかり伝えてくれます。精神的に限界が来ている場合も退職代行に依頼すれば、二度と職場に行くことなく退職可能です。
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看護師におすすめの退職代行3選
ここでは特に看護師におすすめしたい退職代行業者を3社ご紹介します。
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①退職代行OITOMA|全額返金保証付き
料金 | 24,000円
追加料金一切なし 全額返金保証あり |
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相談方法 | LINE |
相談対応 | 24時間365日 |
運営元 | 労働組合 |
退職速度 | 最短即日 |
対応エリア | 全国 |
支払い方法 | 銀行振込・クレジットカード払い |
退職代行OITOMAは労働組合が運営している退職代行業者です。
相談回数が無制限、24時間365日対応です。退職代行の利用が初めてで不安な方でも、納得するまで相談できます。
またサービス価格も24,000円と、業界の中でもかなり低価格であることも特徴の1つです。しかも追加料金も一切なしで、全てのサービスが受けられるのは嬉しいですね。
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②退職代行SARABA|テレビに出演実績有り
料金 | 24,000円
追加料金一切なし 全額返金保証あり |
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相談方法 | LINE、メール、電話 |
相談対応 | 24時間365日 |
運営元 | 労働組合 |
退職速度 | 最短即日 |
対応エリア | 全国 |
支払い方法 | クレジットカード払い |
退職代行SARABAは18,000件以上の実績のある退職代行業者です。報道ステーションや日経新聞など多くのメディアに取り上げられています。「退職代行SARABAユニオン」という独自の労働組合が退職代行を行うことも特徴です。
また退職代行SARABAを利用すると、行政書士監修の退職届を無料でもらうことができます。
③退職代行オールサポート|最短10分で対応
料金 | 29,800円
追加料金一切なし 全額返金保証あり |
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相談方法 | LINE |
相談対応 | 24時間365日 |
運営元 | 労働組合 |
退職速度 | 最短即日 |
対応エリア | 全国 |
支払い方法 | 銀行振込・クレジットカード払い・各種決済サービス(要問合せ) |
退職代行オールサポートは、2022年にできた新しい退職代行サービスです。「即日退職対応」「依頼から最短10分で会社に連絡」と依頼にスピーディーな対応ができます。
さらに退職完了後には、2カ月間アフターサポ―トがあります。退職後の会社とのトラブルや困ったことがあれば、LINEで相談することができます。
退職代行を看護師が利用する流れ
退職代行を看護師が利用した場合、どのような流れになるのでしょうか?
看護師の場合、主にこのような流れになります。
- 退職代行の業者を探す
- 退職代行の業者に問い合わせ・相談
- 詳細をお互い確認の後、料金支払い
- 入金確認後、業者が病院の担当者に連絡・交渉
- 退職完了!
オルサポスタッフ
①退職代行の業者を探す
まずは退職代行の業者を検索などで探しましょう。
退職代行の業者は、大まかに
- 労働組合が運営、もしくは連携している業者
- 弁護士事務所が運営、もしくは連携している業者
- その他、一般の業者
などがあります。
おすすめは①もしくは②の、交渉まで任せられる業者です。
この記事でも、おすすめ業者をご紹介していますので、参考にしてください!
②退職代行の業者に問い合わせ・相談
次に、目星をつけた業者に問い合わせや相談をしましょう。
業者によっては、電話やメールだけでなくLINEなども用意していたり、夜間含む24時間対応だったりするので、激務の合間でもじっくり相談できます。
③詳細をお互い確認の後、料金支払い
料金支払い後、詳細を業者に伝えて退職代行の開始となります。
まず、一般的には先払いになりますが、この際のポイントとして、
- 完全成功報酬(退職後に支払いOK)
- 全額返金保証
などをかかげている業者もありますので、選択肢の1つとして検討してください。
また支払い方法も
- クレジットカード払い
- 銀行振込
- 電子マネー払い
など業者によって違いがありますので、利用しやすい方法を採用している業者を選ぶのも一つの手です。
そして業者が入金確認後、詳細を伝達・確認します。
- 退職日時
- 退職を申し出る場合の責任者(部署名・責任者名)
- 退職後に返却するものはあるか
などを伝えた後、その日を待てばOKです。
④業者が病院の担当者に連絡・交渉
依頼を受けた業者は、指定の日時から連絡・交渉を開始します。
- 病院(会社)に、依頼人の退職の意志を伝える
- 希望があった場合、有給や未払い賃金の交渉と請求を行う
この間、依頼した側は特にすることはありません。
落ち着かないと思いますが、業者からの連絡を静かに待ちましょう。
職場から直接連絡があったとしても、もちろん返事をしなくて大丈夫です。
⑤退職完了!
業務終了!退職が完了しました。
その後は一般的な流れと同じく、退職届や社員証、返却の必要がある制服などを送付して完全に終了です。
本人が元の職場に出向く必要も全く無いのでご安心ください。
退職成功率は、ほとんどの業者で100%近い数字になっています。
その中でも成功事例を積み重ねている業者に依頼すれば、退職が失敗することはほとんどありません。
まずは心身の健康をとりもどしてから、これからの生活のことに目を向けて行きましょう!
退職代行で退職した看護師の体験談をご紹介
実際に退職代行を利用した看護師はどのような体験をしたのでしょうか?
4人の方の体験談をご紹介します。
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SNSの体験談
退職代行使って看護師辞めました。賛否両論あると思うけど、心が限界だったのよ。
— u—- (@umi89812047) September 13, 2021
即日退職がダメなことくらい退職する人が1番分かってる。でも、即日退職しなくなる環境(早めに言ったのに態度変わって行きづらくするとか)をつくることが、即日退職する原因になることも気づいてくれ。
— あ@いちよう看護師 (@zW3aXZn24sgDB3N) May 10, 2019
最初は8人いた新人看護師の同期が5月下旬の時点で3人辞めて、11月の時点で2年目の先輩、3年目の先輩がメンタルで休職してる中、年明け1発目で退職代行使って私が辞めるって、なかなかやばい病棟じゃない???これもう何が悪いって組織がいけない感じじゃない???結構な地獄
— あくびっち✴︎美容看護師 (@akubixxi) January 5, 2021
7月31日で病棟看護師を退職代行を使用して退職予定。*退職を師長に相談し看護部に面談の希望提出すると拒否された為。
*奨学金 ➡️ 借金にて返済(一括)
*寮 ➡️ 新居決定。7月下旬に引越し。
*退職 ➡️ 7/31 (退職代行使用して)7/31まで日勤なのでその日までは頑張ります!8/1に代行にて退職します
— 絹ごし豆腐😌でっけぇ賞状の国家資格持ってるだけの人種! (@w_ow_o_a_b_c) July 14, 2021
看護師を突然退職した20代女性
看護師Kさん
看護師を1か月で退職した新卒の女性
看護師Tさん
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退職代行を利用してクリニックを辞めた30代女性
看護師Sさん
私は12月に入るボーナスは貰っておきたかったので、ボーナスの算定期間を計算して2ヶ月だけなんとか我慢して退職を決行しました。ボーナス貰えて退職できて、あんなに清々しい気持ちは久しぶりでした。今は失業手当を受給しながら、転職活動中です。もう病院はこりごりなので、事務職を希望しています。
看護師を一週間で退職した20代女性
看護師Aさん
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退職代行で看護師が辞めるときによくある質問
最後に退職代行を利用して退職することを検討している看護師からよくある質問にお答えします。
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退職代行で退職しても病院から訴えられませんか?
退職代行は法に則った退職の手段の一つなので、訴えられることはほぼありません。
法律には「退職を伝えてから2週間で退職できる」や「やむを得ない事由があるときはすぐに退職できる」など、退職のタイミングや条件について定められています。しかし退職を伝える手段についての定めはないので、「退職」は本人が直接伝えなくても電話やメール、退職代行を通しても問題ないです。
つまり退職代行を利用したことで、病院に訴えられる可能性はほぼありません。病院から「退職したら訴えてやる!」と言われていても、それは脅しに過ぎませんので安心してください。
退職代行で退職したことが次の職場にばれませんか?
退職代行で退職したことは、離職票などの退職の書類に載ることはありません。また履歴書に書く必要もないです。自分で「退職代行を利用しました!」と言わない限り、次の職場にばれることはありません。
しかし医療業界は横の繋がりが強い業界です。特に近隣の病院同士は結びつきが強いでしょう。もし退職した病院と転職先の人が知り合いだった場合、あなたが退職代行を利用したことが知られてしまうかもしれません。
退職後また病院に転職するつもりなら、退職前の病院と離れた地域をおすすめします。
職場の人との関係は悪くなりませんか?
退職代行を利用すると、職場から突然消えることになります。ちゃんと挨拶もせずに退職することから、職場のスタッフの中には「裏切られた」と思う人もいるはずです。親しくしていた人は「相談してほしかった」と落ち込んでしまうかもしれません。
しかし職場の人達は、辞めた人のことをいつまでも覚えていません。日々の業務が忙しく、辞めた人のことなんて考えている暇はないのです。
また看護師は勤務時間が不規則です。退職後に職場の人と会う機会も少ないでしょう。
退職代行を利用すると職場の人との関係は悪くなるかもしれませんが、そんなに気にする必要はありません。
奨学金がある場合はどうなる?
病院奨学金制度の返済期間内であっても、退職することは問題ありません。
退職代行を利用した場合、病院側が違約金や損害賠償を請求してこないよう、業者側に交渉を依頼することも可能です。(ちなみに、交渉を請け負っている退職代行業者の場合となります)
なので、退職後の不安を残さず退職が可能です。
もちろん、退職を果たしたとしても奨学金の返済義務がなくなるわけではありません。
残額を全額返済しなければいけないのか、減額されるのかは病院によって違うので、しっかりと確認することが重要です。
奨学金の返済期間が終わっている場合は?
奨学金の返済が終わっている場合、退職代行を利用して退職することはさらに問題ありません。
万が一、奨学金を借りていたことによって病院からの強い引き止めにあっていたとしても、場合によっては即日退職も可能です。
退職代行を利用しても転職できる?
退職代行を利用したのちの転職は、全く問題ありません。
確かに、退職代行を利用したことにより後々の転職にデメリットが生じる可能性はゼロではありません。
しかし、個人情報保護法が浸透しつつある今、プライベートな情報は守られており、基本的に転職先で前の職場の情報が漏れることはほとんどありません。
個人情報取扱事業者は、次に掲げる場合を除くほか、あらかじめ本人の同意を得ないで、個人データを第三者に提供してはならない。(個人情報保護法第27条)
以前の職場・病院で働く元同僚があなたの情報を言いふらすことは、個人情報保護法に反することになります。
なので、そのリスクを承知しているならば情報が漏れることはまずないでしょう。
退職代行を利用しても、転職は全く問題ないと言えます。
また、それに反する事例に遭遇した場合はそれこそ法律違反のため、退職代行業者に相談することをおすすめします。
退職代行を利用したその後は何をすべき?
退職代行を利用した後は、基本的に通常の退職と同じ流れになります。
つまり、辞めた後は自由。どう行動しても問題ありません。
退職代行は、退職する際にどんな場合でも行う「退職の意志を伝える」というプロセスを業者に代行してもらうサービスです。
なので、退職代行を利用し退職したからといって、特別なことが必要になることはありません。
他の方と同様に退職し、その後は心身を休めるもよし、転職活動に励むもよし。
あなただけが自由に動かせる人生が待っています。
退職できないことはある?
一部の退職代行業者にて、退職にまつわるトラブルが報告されたケースはあります。
よく聞かれるものとして、退職代行に無事退職が完了したことを告げられたにも関わらず、その後職場から直接連絡が来たり、後日の出勤を促されるケースです。
業者の経験が浅いと、詰めが甘かったり交渉が未完了だったりして、このようなトラブルも十分予見できます。
オルサポスタッフ
独自のルールがあっても大丈夫?
どんな事情があったとしても、退職の申し出から2週間経てば退職可能です。
「第3者の命を預かる」という、重大な職務を持っている看護師さん。
そのため他の職業に比べ、退職に関してはさらなる独自ルールが設けられていることがほとんどです。
よく見られる独自ルールは例えば、
退職に関して、病院などで見られる独自ルール(一例)
- 退職の申し出は、6ヶ月以上前に申し出なければいけない
- 退職のタイミングについては、上司(看護部長など)との面談により取り決め
独自ルールの存在のため、辞めたくても辞められない、もしくは限界以上に無理して勤務し続けている、という方も多いのではないでしょうか。
しかし、ここでも民法第627条を引いてみましょう。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。
そして令和2年の民法改正により、どのような給与体系(月給・日給等)であっても、雇用期間の定めがない場合、2週間前に退職を伝えればよいことになりました。
オルサポスタッフ
B・Iさん
国の法律は、病院の独自ルールより優先事項なのは当然です。
つまり、どんな事情があったとしても、退職の申し出から2週間経てば、どんな方でも退職可能ということ。
自分で退職を申し出た場合、上司の反対に押し切られてしまい、結局退職が叶わないケースも多く見られます。
しかし退職代行を利用すれば、法に則った形でかつスムーズに退職が可能になるのです。
仕事を抱えていても退職できる?
A・Kさん
オルサポスタッフ
まず、どんな状態であっても退職は可能です。
それが仕事を抱えた状態であったり、人がいなすぎて引き継ぎの人員が確保できていなくてもです。
- 「退職は、この抱えている仕事が終わったら……」
- 「退職は、自分の仕事を誰かに引き継げたら考えようかな」
なんて声はよく聞かれます。
しかし激務だからこそ、抱えている仕事が終わるタイミングはなかなかないのではないでしょうか?
そんな一生懸命で真面目な方にこそ、退職代行サービスはお役に立ちます!
ただし、病院側が引き止めてきたり、月末までは働いてほしい、などの交渉を持ちかけてきた場合、業者によっては対応が不可能になりますので、その点はご注意ください。
事前に、交渉が可能な業者かどうかをしっかりチェックしておくことも、大事な選択肢の1つです。
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退職代行を使いたい看護師へ!即日退職できる根拠やメリットを解説【体験談あり】まとめ
病院にはお礼奉公や独自の退職ルールがあるので、自力で即日退職することは難しいです。しかし退職代行を利用すれば、トラブルなくスムーズに即日退職することができます。
また職場に行くことなく退職できるので、退職を伝える精神的負担が大きく軽減できるはずです。「退職したいのに、できない」という悩みを抱えているときは、まずは気軽に相談してみてください。
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