退職代行後、荷物はどうする?郵送の流れや注意点を解説

退職代行後、荷物はどうする?郵送の流れや注意点を解説

退職希望のA・KさんA・Kさん

退職代行を利用した後、私物ってどうすればいいの?

退職代行を利用した方、もしくは利用を検討している方に共通しているのは、
「一刻も早く今の職場を辞めたい!」ではないでしょうか。

しかし退職後、返しそびれた荷物に気づいた場合でも私物は戻ってくるのでしょうか?
退職後、また新たなトラブルなどに巻き込まれたりしないでしょうか?

そこでこの記事では、

この記事で分かる事
  • 退職代行を利用した後、会社の荷物はどうなる?
  • 退職代行を利用後、荷物の受け渡しについて
  • 退職代行を利用後、荷物トラブルってある?
  • 退職代行を利用後、荷物に関する注意点
  • トラブルが少ない!おすすめ退職代行

以上についてお伝えしていきます。

目次

退職代行を利用したら、会社にある荷物はどうするの?

退職代行を利用して退職した場合、職場に残した私物は手元に戻ってくるのでしょうか?
退職代行を利用し、職場に行かないまま退職したとしても、職場へ私物を取りに行く必要はありません!

退職代行オールサポートスタッフオルサポスタッフ

退職後、ご自身で動く必要はないのでご安心くださいね!

それでは、詳しく見ていきましょう!

取りに行く必要はなし!郵送で対応してくれます。

退職後、通常は職場に残った荷物を郵送してもらえます。
本人が職場に行く必要はありません!

また、この際の伝達や交渉も、退職代行サービスにお願いしてしまうのがおすすめです。
退職日などの相談をする際に、

  • 残してきた荷物を送って欲しい
  • 郵送・宅配で送って欲しい

これらを職場に伝えてもらえるよう、併せて依頼してしまうのが一般的と言えるでしょう。
また、業者側から「荷物はどうしますか?」と聞かれることも多いので、もし念頭になかったとしても安心です。

郵送で送ってもらう際の注意点

  • 代行業者が直接荷物を引き取ってくれたりは、あまりしてくれない
  • 荷造りなどは職場の方がするので、どうしても他人に整理を任せることになる

などがあります。

①については、ほとんどの退職代行業者は電話の交渉のみ。
職場に行ってくれることはあまりありません。

ただし、オプションなどで荷物の引取を行ってくれる業者もありますので、希望する方は申し込んでみるのがおすすめです。

②については、荷物が多ければ多いほど、職場の方の目に触れたり整理される機会は、どうしても生じてしまいます。

その分、壊されたり、なくされたりする可能性も上がりますので、退職を考え始めた時、もしくは常日頃から、ある程度は整理しておくのがいいでしょう。

荷物はまとめておく必要はある?

退職代行を使う大きなメリットの1つに、退職日を自分の希望で決められるということがあります。
職場の都合で無理矢理に引き止められたり、日取りを伸ばされたりといったことがありません。

なので、退職を希望する日に向けて、自分の荷物を整理することができます。
とても大切なもの・人目に触れさせたくないものなどは、あらかじめ持ち帰っておくことをおすすめします。

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この際、自分用の持ち帰りチェックリストを作りましょう!1つずつチェックしながら整理すれば、持ち帰り忘れも防げます。

荷物をまとめる場合の注意点

ただし、目立つように荷物を整理していると、職場側に退職を考えていることがバレてしまう、という懸念も出てきます。ある程度の荷物はまとめておくだけにしておき、後日の郵送を念頭にまとめておくだけでもいいでしょう。

また、退職日の前日までに私物の整理を済ませておくだけでなく、職場への返却物をロッカーやデスク内にまとめて置いておくのもおすすめです。

「返却しなければいけないものは、ロッカー(もしくはデスクなど)にまとめて置いておきました」
と退職後に業者へ伝えてもらえば、その後のやり取りの軽減につながり、手続きもスマートに進むでしょう。

退職代行利用後、荷物を郵送してもらう流れは?

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退職代行を利用した後、荷物を郵送してもらう場合の流れはどのようになっているでしょうか?

以下で詳しく見ていきましょう。

①退職代行サービスに申し込む

何社か比較検討→申込み→支払い→詳細の打ち合わせ
このような流れになります。

また、詳細を打ち合わせる際

  • 退職日
  • 職場の連絡先・責任者

これらを対象代行側に伝えることになりますが、この際に「残してきた私物を郵送で送ってもらいたい」旨の伝言も依頼しましょう。

②荷物をまとめる

紛失したくない私物は、期日までに持ち帰っておくのがおすすめです。
退職日が決まっていれば、それに向けての準備も進めやすいでしょう。

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それ以外の荷物はある程度まとめておき、後日他の方でも荷物にまとめやすいようにしておくと、トラブルを未然に防ぐことができます。

③退職代行を利用し、退職

退職完了です!
退職日以降、職場に赴く必要はほとんどの場合ありません。

また退職後、依頼者が職場に行く必要がないように退職代行業者も動いてくれます。
そしてこの間、業者は退職の手続きとともに、依頼者からの希望として「私物を郵送で送って欲しい」と伝達してくれています。

④職場から送られた荷物を受け取り、すべて完了

この際の注意点として、

  1. ほとんどの場合、代行業者が荷物を直接引き取ってくれるわけではない
  2. ほとんどの場合、荷物は着払いで送られてくる

などがあります。

①について、代行業者は荷物を送って欲しいとの依頼人の希望を「伝えるだけ」の場合がほとんどです。
(荷物を直接引き取りに行ってくれる有料オプションサービスを用意している業者もあります)

業者の依頼が無視されることはほとんどありませんが、その点については注意しましょう。
また、職場から私物が送られてくるタイミングに併せ、こちらが職場から持ち帰ってしまった貸与物の返却も忘れずに行いましょう。

※詳しくは後の別項目で解説します。

郵送時のトラブルって?

そして、荷物の郵送の際よく聞かれるのが「荷物は送った」「いや受け取っていない」というトラブルです。

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直接手渡しで荷物の引き取りを行っていないため、起こりやすいトラブルと言えます。

これらを防ぐため、受け取りの私物・送り返した貸与物、共に

  • 郵送の場合は、配達証明などの記録を残しておく
  • 宅配の場合は、伝票をしっかり保管しておく

などの対策を講じておきましょう。

退職代行利用後、自宅にある会社の荷物(貸与品)はどうする?

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それじゃあ逆に、借りっぱなしの制服とか書類ファイルは、元職場まで返しに行かなきゃいけなかったりする?

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いいえ!もちろん、あなた自身が職場まで直接返しに行く必要はありません。

退職代行を利用して退職した際、返却しそびれた制服や貸与物など、職場のものが手元に残っていたとしても、それを直接返しに行く必要はありません。

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「直接返しに来てください」と求められても、それに応じる必要もないのです。

職場に残してきた私物と同様、郵送等で職場に送るのがいいでしょう。

退職したら職場に返却するものって何がある?

業種によっても違いがありますが、おおよそ退職後に返却の必要があるものは以下の通りです。

  • 健康保険被保険者証
  • 職場への入場証・ICカード・名札など
  • 制服・鍵
  • 仕事関連の書類
  • 職場から支給されていた携帯やパソコン
  • 職場での名刺
  • 定期
  • その他、会社のお金で購入したもの

それでは、具体的に確認していきましょう。

健康保険被保険者証

会社に正社員として雇用されている方は、いわゆる「社会保険」に加入しています。
この社会保険は健康保険の1種。

退職すると同時に利用資格を失うため、「国民保険」もしくはその他の保険への切り替えが必要になります。
そしてその手続は元職場が行うため、退職者は返却の必要があります。

また扶養家族がいる場合、家族の分の保険証も返却が必要です。
忘れないようにしましょう。

職場への入場証・ICカードなど

これらのものは職場でのみ効力を発揮するものですが、勝手に処分することはもちろんできません。
職場からも返還を求められることがほとんどですので、しっかり返却しましょう。

制服・鍵

これらも職場でのみ使うことができないものですが、職場によってはカードキーだったりで返却不要のこともあります。

また、制服についてはクリーニング後の返却を求められることがあります。
職場によって変化しますので、退職代行業者に確認を依頼しておくのがおすすめです。

仕事関連の書類

特に職務上の機密情報や、個人情報が含まれている書類の場合、いつまでも返却しないと場合によっては訴訟に発展する可能性もありえます。

仕事で使っていたマニュアルも、その職場独自の機密情報に当たります。

軽く考えず、すべて返却しましょう。

職場から支給されていた携帯やパソコン

これらはもちろん職場の財産となり、返却をしないでいると罪に問われる可能性があります。
そして忘れがちなのが、マウスなどの付属物。

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これらも返却対象ですので、漏れがないかのチェックはしっかり行いましょう。

職場での名刺

もちろん今後は使用しないものなので、手元に残さず返却がおすすめです。
職種によっては、身分詐称されるのを防ぐため、返却を求められることも。

しかし返却は必要ないと言われることも多く、どちらなのかは業者に確認をお願いしておいてもいいでしょう。

定期

これは期間が大幅に残っている場合、「モノ」ではなく「返金」を求められるケースがあります。
例として、3ヶ月定期の支給を受けていて、2ヶ月分が残っている場合等です。

使用期間がどれだけ残っている場合、どれだけの金額の返金を求められるか。
これについては職場や場合によりますが、基本的には就職時に交わした雇用契約書のルールに基づきます。

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最後の給料から差し引かれている場合もありますので、こちらも業者に確認をお願いしておきましょう。

その他、会社のお金で購入したもの

会社の経費で購入したもの、例えば文房具やシューズなども、厳密に言えば会社の財産となります。

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後々のトラブルにつながるケースもありますので、判断に迷う場合は、代行業者に確認をお願いしましょう。

退職代行利用後、荷物のやり取りでトラブルはない?

退職代行を利用後の返却物のやりとりで、困ったことやトラブルなどが起きたりするのでしょうか?

ほとんどない、と言えるものの
可能性はあるので注意が必要です!

ちなみに、私物などの扱いについて、法律では以下のように定められています。

【民法第206条】

所有者は、法令の制限内において、

自由にその所有物の使用、収益及び処分をする権利を有する。

職場の独自ルールが決められているとしても、国の法律はその上位に来ます。

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この範囲内でならしっかり労働者の権利を主張できますので、どんな場合であっても安心してくださいね。

それでは、実際に聞かれたトラブルを見ていきましょう。

トラブル①職場が私物を返してくれない

  • 退職後、職場に残してきた私物を送ってもらうようお願いしたのですが、いつまでも送ってくれなくて……
  • 『忙しくて発送の手間が取れない、返してほしいなら取りに来い』と言われる

残した私物を放置され、いつまで経っても発送してくれないというケース。
荷物を発送するよう何度催促しても濁されたり、「直接取りに来てください」と言われてしまうこともあるようです。

まず、本人が取りに行く必要はありません。
そして、何度催促しても発送してもらえない場合、退職代行業者に交渉をお願いしましょう。

私物の返却をしないのは上記の通り法律違反となりますので、専門家による交渉は相手にとって非常に有効となります。

ただし、

  • 個人情報など、あらかじめ持ち出しが禁止されているもの
  • 会社貸与品など、元々会社が所有権を持っているもの

に関しては、交渉したとしても返却はされませんので注意しましょう。

トラブル②荷物を捨てられてしまった

  • 退職後しばらくしてから、残っている私物を送ってほしいと伝えたが、すでに私物を捨てられていた

所有者に確認をとらず私物を勝手に捨ててしまうのは、法律上はもちろんダメなこと。
しかし、放置されていると判断された場合、ゴミと思われ捨てられてしまうケースもあるようです。

  • 私物は送ってくれ、とすぐに伝える
  • 多すぎる荷物を残しておかない

など、あらかじめ自衛・対策も用意しておく必要があるでしょう。

トラブル③着払い・発払いでトラブルに

  • 小さな荷物1つだけだったのに、大きなダンボール箱で着払いで送られ、余分に送料を取られた

小さなことではありますが、これもよく聞かれるケースです。
会社の規定等において、私物を送る際の送料負担について記載がある会社はほとんどありません。

そのため、どのような形であっても問題とされない場合が多いのが実情です。
これについても

  • 多すぎる荷物を残しておかない

などの対策をとるのがいいでしょう。

退職代行利用で会社に荷物があるときの注意点

退職希望のA・KさんA・Kさん

退職代行を利用して退職した際、会社に荷物を残してきてしまった場合、どのような点に注意すればいいでしょうか?

私物は引き取りたい、返して欲しい、と

しっかり主張し、伝えることが大事!

それでは詳しく見ていきましょう。

ポイント①私物を引き取る意思があることを伝える

職場に残した私物を放置しているわけではなく引き取る意思がある、ということを退職代行業者にしっかり伝えてもらいましょう。

引き取りの意思がある場合、職場は返却の義務があるからです。

職場と直接のやり取りを避け続けた結果、荷物は放置されたと判断され、職場の管理権限のに基づき、勝手に処分されたりするケースがあります。

ポイント②記録に残る形で配送をお願いする

不誠実な職場の場合、「送った」と言っておきながら実際には発送していなかった、という場合も想定されます。

それを防ぐため、郵送の場合は配達証明などの「発送をしたこと」の証拠が残るもので発送してもらうことも有効でしょう。

退職希望のB・IさんB・Iさん

宅配便の場合、配送伝票がその証明にもなります。

また、退職代行業者に依頼した場合、第三者を挟む形となって交渉の結果が残ります。
少しでも困ったことがあれば、退職代行業者に相談することをおすすめします。

退職代行なら荷物が残っていても大丈夫!

ここまでこの記事では

要約まとめ
  • 退職代行を利用した後、会社の荷物はどうなる?
  • 退職代行を利用後、荷物の受け渡しについて
  • 退職代行を利用後、荷物トラブルってある?
  • 退職代行を利用後、荷物に関する注意点
  • トラブルが少ない!おすすめ退職代行

以上についてお伝えしてきました。

  1. 退職代行を利用して退職した後でも、会社に残してきた私物は送ってもらえます!
  2. 退職代行業者に依頼して、私物を送ってもらうよう伝えてもらうのがスムーズ!
  3. 退職後、なかなか荷物を送ってもらえなかったり、勝手に私物を捨てられてしまうケースあり。
    その場合も退職代行業者に交渉をお願いできます。
  4. トラブルが少ない、おすすめ退職代行は
    「退職代行SARABA」「退職代行JOBs」「退職代行みやび」

退職希望のB・IさんB・Iさん

退職代行を利用すれば、前もって計画を立てて退職することもできるんだね!

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職場に振り回されず、自分で計画を立てられるのは嬉しいポイントです!

あなたの人生を作るのはあなた自身です。

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ストレスで心身を害する前に、勇気をもって次の一歩を踏み出してみませんか?

退職希望のB・IさんB・Iさん

退職代行はあなたのその勇気をしっかりサポートしてくれます。

ここまで読んでいただいてありがとうございました!

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